戦闘


 

行動計画で「攻撃」を選択したセグメントについて、以下の手順で処理を行います。

 

1.目標の確認と攻撃目標の決定(攻撃側)

攻撃を行うユニットは姿勢・方向を変更した後、確認を行います。

確認の結果、「確認状態」になったユニットの中から、攻撃目標を決定します。

確認の結果、攻撃可能なユニットがいなかった場合、攻撃は終了となります。

 

2.使用武装の選択(攻撃側)

攻撃に使用する武装および、使用するスキルを宣言します。

 

3.防御行動の選択(防御側)

攻撃に対して行う防御行動の選択および、使用するスキルを宣言します。

ここで選択した防御行動は、「4.攻防判定」に勝った場合に有効となります。

防御行動は、「機動回避」と「防御」のどちらかを選択します。

 

4.攻撃範囲の確認(攻撃側)

攻撃側は「2.使用武装の選択」で宣言した武装およびスキルにより指定されている攻撃範囲に攻撃目標が入っているか確認します。

攻撃範囲に攻撃目標が入っていなかった場合、次の「5.攻防判定」は自動的に防御側が勝ちとなります。

 

5.攻防判定(攻撃側・防御側)

対抗判定を行い、出目に修正を加えた判定値の大きい方が勝ちとなります。

なお、攻防判定では判定値が同数の場合、防御側の勝ちになります。

 

6.機動回避の実行(防御側)

「3.防御行動の選択」で「機動回避」を選択し、「5.攻防判定」で防御側が勝利していた場合に機動回避を行います。

 

7.ダメージの適用(攻撃側・防御側)

攻撃側は再度、攻撃範囲に攻撃目標が入っているか確認します。

攻撃範囲に攻撃目標が入っていたなら、ダメージ判定を行いダメージと命中効果を申告します。入っていなかった場合、ダメージおよび命中効果は発生しません。

防御側は「3.防御行動の選択」で「防御」を選択し、「4.攻防判定」で防御側が勝利していた場合、ダメージの減少を行います。

最終的に決定したダメージおよび命中効果を、防御側に適用します。

 

8.反撃(防御側)

反撃系スキルを使用する場合、ここで使用宣言を行います。

攻撃側のユニットを攻撃目標とし、攻撃側、防御側を入れ替えて手順1〜7に従い処理を行います。

なお、「反撃」に対して「反撃系」スキルは使用できません。

 

 

■確認について

プレイヤー(マスター)が、フィールドを見る事によって目標の大まかな位置が判っている事から、「攻撃の可否」の判断を「確認」と呼びます。

判断の結果、攻撃可能(目標に出来る)な状態が「確認状態」となります。

「確認」は、自ユニットの視界内(およそ前方180度)に入るユニットを対象に行います。

攻撃の可否基準は、「自ユニットの頭部付近から目標を見て、目標ユニットの本体(素体部分)の頭、あるいは胴体部分の一部が見えていること」とします。

「確認状態」とは、目標をユニット(神姫)が見て、「有効な攻撃を当てる事が出来ると判断した」とイメージして下さい。

 

※確認における高度差

攻撃側ユニットが確認を行う際、目標のユニットとの間に「高度差」がある場合は、遮蔽物を無視できます。

ただし、ユニット間に高度差があるとき、白兵武装による攻撃は必ず攻撃範囲外として扱うので注意が必要です。

 

■防御行動について

防御行動は防御側が攻撃に対して行う行動です。

攻防判定に勝利することで実行でき、攻撃を回避したりダメージを減少することができます。

防御行動は以下のものから選択します。

 

●機動回避

移動することで攻撃を回避します。

攻防判定に勝利すると、手順の「6.機動回避の実行」でユニットデータの機動回避距離分の移動ができます。

(機動回避を行う前の位置にはマーカーなどを配置する

移動後、攻撃範囲から出るか遮蔽物に隠れて相手からの確認を解除することで攻撃を無効化することができます。

スキルと併用することで機動回避の移動距離を伸ばしたりすることができます。

 

●防御

防御体制を取り、攻撃によるダメージを減少します。

攻防判定に勝利すると、手順の「7.ダメージの適用」でユニットデータの防御点分のダメージの減少ができます。

通常はダメージを減少するのみで命中効果を無効化することはできません。

スキルと併用することで防御点を増加させたり、命中効果を無効化することなどができます。

 


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